発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

シュウが苦戦した冬休みの宿題 国語編。

小学生は3学期が始まって1週間ですね。お休みモードから通常モードに無事戻りましたでしょうか?それと同時に、疲れが出たりはしていませんか?しんどい時には無理をせず、甘い物でも食べてゆっくりしましょう。甘党で、糖質制限ダイエットは絶対に無理なmamemuchiです。こんにちは。私のような甘い物好きに、今回紹介したいのはこちら↓

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業務スーパーのお菓子売り場で見つけました。パキっとした3色の袋が目を惹きました。

 

最初はこれ、リッチトフィービスケットチョコレート

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チョコレートにサクサクビスケット、ねちっとしたキャラメルが合わさっています。王道の組み合わせなので、多くの人に好まれそうですね。個包装1個あたり20g101kcal。

 

お次はこちら、クリスピーマキアートチョコレート

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チョコの中身はウエハースとシリアルとキャラメル。ウエハースとシリアルのおかげで食感が軽く、食べやすいです。けれどもキャラメルの濃厚さのおかげで物足りなさは無し。バランスが良いです。個包装1個あたり20g103kcal。

 

最後はこちら、ココナッツパラダイスチョコレート

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その名の通り、チョコの中身はココナッツ。けれども、よくあるクリームではありません。ちゃんとココナッツの食感があります。噛んでいて最後まで残るので、ココナッツフレークが苦手な人は注意です。個包装1個あたり28g129kcal。

 

お値段はそれぞれ1袋あたり税込み278円。パッケージが可愛いですし美味しいですし、おすすめです。

 

さて。前回は冬休みの宿題について話しました。シュウが苦手な算数の問題についてでした。今回はシュウが苦戦した国語の問題について語りたいと思います。

 

語彙が乏しいシュウは、物や生き物の名前も知らない場合が多々あります。このプリントでは、これが分からなかったようです↓

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コアラ・カンガルー・ラクダ。シュウは絵を見ても分かりませんでした。まあこの3種の動物、実物は見た事がないにしても、存在自体はみなさん知っていますよね。テレビで見たり、本で出てきたり・・・等々。

かつてのシュウは、絵本に全く興味を持たない子でした。絵本に限らず、その他の情報媒体にも無関心でした。ですから、物の名前を知らないというのはある意味当たり前なんですよね。

 

お次はこちら↓

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こういうのも苦手なんですよ。これ、私が側で一つ一つ付きっきりで教えました。ですから一応は答えを書けましたが・・・一人で取り組んでいたら0点に近かったと思います。「〇〇が~。」「〇〇で~。」「〇〇を~。」「〇〇に~。」みたいなのの使い分けは難しいみたいです。

実際、日常で喋っている時でもね。使い分けが出来ていない時があります。

 

続いてはこれ↓

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これはね、ほぼほぼ自分で出来ました。けれども一つだけ、「いつしょに→いっしょに」。これだけ分かりませんでしたね。「一緒に〇〇する。」という表現自体はシュウも知っています。けれども、こういうふうに問題にされると事情は異なってくるんですね。

多分ですけど、文章の流れから「『いつしょに』とは『いっしょに』の事だな。」と考えつかなかったのだと思います。「いっしょに」が思い浮かばない以上、「いつしょに」なんて・・・謎の呪文じゃないですか。全く意味が分からない初めて耳にする言葉です。

これと似たような事は以前にもありました。とある日の国語の宿題で、「はちわのとり。」の「はちわ」を漢字と送り仮名で書く問題が出ました。正解は「八わ」です。小1が漢字学習の最初の方で習う漢字ですから、まあ簡単ですよね。

けれどもシュウは分かりませんでした。私が「鳥が8羽いる絵」を描いて見せたら分かったようで、正解していましたけれど。

これもね、「はちわのとり」という表現から、「鳥が八羽いる光景」が思い浮かばなかったのだと思います。もしかしたら、ブンブン飛ぶ方の蜂だと思っていたかもしれません。

 

目に見えない事を考えるのが苦手・言葉が遅い。そんな自閉症の特性がよく分かる出来事でした。皆が皆ではないでしょうけれどね。

 

そしてこの問題ですが↓

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まぁ・・・ダジャレですよね。息抜きのページとでも言いますか。これもシュウ、大体は分かりました。けれどもシカだけ分かりませんでした。「わし」の例に倣ったのでしょう。「かし・・・?」と言っていました。ああ、鹿も知らないか・・・。

私は「う~ん・・・。『かし』ではないなぁ。見た事ないかな?」とシュウに聞いてみました。

 

シュウは「・・・あ。クリスマスのやつ?」と言いました。

 

それ、「トナカイ」。

 

角が似てるよね。

 

さぁどんどん行きましょう。まだあります。正確にはこれ、算数の問題なんですけどね↓

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シュウはこれ、分かりませんでした。何が分からないって、「ひろい」という表現が分からなかったんですよ。私が「どっちが大きいですか?って聞いてるんだよ。」と解説したら、正解できました。算数の問題を解くにも国語力は必須です。

 

最後はこれ。シュウにとっての最難関↓

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文章問題です。これがシュウ、大の苦手。長い文章を読むのが苦手、質問文も長い、必要な情報を長文から読み取るのも苦手。大苦戦です。

唯一、最初の問題だけは自分なりの答えを口にできました。

 

「バスは何を乗せて運ぶ自動車ですか?」→「人。」

 

・・・・・・そうなんだけど!間違いではないんだけど!!

 

この手の問題ってさ、「題材となっている文章中で使われている表現」を引用しなきゃいけないじゃん?!この場合だと「おおぜいのおきゃく」じゃん?「大勢のお客=人」なのは間違いないんだけどさ!!

 

そんな事をやんわりとシュウに説明してみましたが、シュウは「人でしょ?!」と意見を曲げませんでした。最終的には正解を書いてくれましたが、本当に納得したかどうかは・・・?

 

これの他の問題も非常に苦労しまして、シュウも疲れたでしょうが私も疲れましたよ。私自身はもちろん正解を知っていますが、シュウが分かるように教える事の何と難しい事か。この問題、シュウ一人なら0点確実でした。

学校の先生はすごいなと改めて思いました。

 

それでは今回はこのへんで。