発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

シュウ、算数で苦戦する。

ついに12月になりましたね。今年はあと1か月でおしまいです。今年中に部屋の模様替えをしたいmamemuchiです、こんにちは。それとは関係ありませんが、以前ローソンで購入して美味しいと感じたどら焼き。そのどら焼きと同じシリーズから、チーズ味が出ていました。チーズは好きなので、購入しました↓

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チーズとチーズホイップのもっちりとした生どら焼です。栗バージョンが美味しかったので期待して食べてみましたが・・・うん・・・もちもちの生地は相変わらずの美味しさでした。けれどもチーズホイップのチーズ感が、軽すぎてちょっと物足りない

濃い味チーズの方は濃厚ですが、量が少ない・・・。

総合的に、物足りない仕上がりでした。栗バージョンの方が、満足度は上でしたね。ローソンの2種のチーズ的な商品だったら、もち食感シリーズの焼チーズの方が好きかなぁ・・・。

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お値段税込み165円、186kcalです。

 

さてさて。シュウが小学校に入学してから8か月近くが経過しました。その間に、シュウはいろいろな勉強をしました。算数は「2+3=5」「7-5=2」みたいな1ケタの計算をクリアし、現在は「7+9=16」「10-4=6」のような、2ケタの計算をするようになりました

まぁシュウは、もともと数字は好きな子でした。小学校入学前から、1ケタの足し算引き算は出来ていました。ですから単純な計算問題自体は、それほど心配していませんでした。

心配なのは文章問題でしたね。「5+3=8」という事は理解できます。けれどもシュウは言葉が遅れているので「たろうさんは飴を5個持っています。お母さんから3個もらいました。全部で何個持っていますか?」というように出題された場合が困るのです。

 

シュウはやはり、最初のうちは苦労していたようです。けれども小学校生活を送る中で国語力が上がり、今では解説されなくても自分で問題文の内容を理解できるようになりました。完璧ではないですけどね。

今でも意味を読み違えたり、説明が必要な場面はあります。けれども、入学当初危惧していたような、「全くわからない。」というような事は少なくなりました。

 

ちなみに少し前にシュウが苦戦していた算数の問題は、「カラスが5羽います。2羽飛んでいきました。現在カラスは何羽いますか?」みたいな問題です。これね、式は5-2=3ですよね。で、答えは3羽。けれどもシュウは、「7羽。」と答えました。

そうです。シュウは足し算してしまったのです

 

何故か。シュウは、「飛んでいく。」「飛んでくる。」の区別がつかないからです。

 

こういう所で国語力が要求されるんですよね。「全ての教科の基礎は国語。」という言葉を以前どこかで耳にした事がありますが、まさしくその通りだなと思いましたね。

ちなみに現在は・・・多分、分かるようになったかと。最近↑のような問題が出ていないようなので、ハッキリと断言はできないのですが・・・。家で会話しつつ探ってみた感触から判断するに、今は分かっているように思います。

 

しかし。つい最近、新たな問題が発生しました。その日、シュウは宿題のプリントに取り組んでいました。算数の計算問題です。問題数は多いですが、文章問題は1問もありません。ですから、単純にどんどん計算していけば良いだけです。シュウにとってはそれほど難しい宿題ではありません。

・・・と思っていたのですが。全問終わったと言うので答えをチェックしてみたところ・・・たくさんの問題を間違えていました。「7+6」のような、数が多い問題は正解しています。しかし、「2+3」「5+1」のような、数が少ない問題ばかり間違えているのです。しかもその間違い方というのが、単純な計算ミスでもなさそうな感じなんですよ。

「2+3=4」「5+1=7」とかだったらね。「あ~、焦って計算して間違えたな。」って分かるじゃないですか。

けれもシュウは「2+3=17」「5+1=16」みたいな、とんでもない答えを出しているのです。

 

これは・・・何でこうなった・・・?私はシュウに、「んー・・・、よく問題見てごらん。2と3を足しても、こんなに大きな数(17)にはならないんじゃないかなぁ?」と言ってみました。

それに対してシュウは、「・・・え・・・。これは、くり上がりある?」と言いました。

 

ああ・・・そういう事・・・。

 

近頃学校では、繰り上がりの計算を学んでいたシュウ。繰り上がりが無い計算から遠ざかっていたせいで、繰り上がり有りの計算と無しの計算が、ゴチャゴチャになってしまっていたのです。

 

だとしたって、2と3を合わせて17になるなんて、何だかおかしいと思わないものなのか・・・??

 

いや、まあシュウ自身も何かがおかしいと思っていたかもしれませんね。けれども「何かが変だが、何が変なのかは分からない。」みたいな感じだったのでしょうか。

私はとりあえず、ビー玉を出しました。そして、シュウが間違えた式に合わせて、ビー玉を足したり引いたりして解説してみました。

すると、計算が視覚化された事により、ようやくシュウは正しい答えにたどり着く事ができました。それでもまだ迷いつつ・・・といった感じでしたが。

 

私はその日の連絡帳に、この件について書きました。それを読んだ先生は、算数の時間にシュウに復習問題を出してくれたみたいです。

すると案の定、繰り上がりの有無による計算の仕方の違い曖昧になっている事が分かったそうです。

繰り上りがある問題と無い問題。それらがランダムに配置されているプリントに取り組む場合、「これは繰り上がる問題。」「これは繰り上がらない問題。」と最初に確認してから計算するようにしてみたところ・・・シュウは間違えずに答えを書けたそうです。

 

完全にこちらの想定外な所で苦戦したシュウ。どんなに単純な問題でも、復習は大事なんですね~。

 

それではまた!