発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

正しい鉛筆の持ち方。

某ドラッグストアに買い物に行ったらこんなの見つけたので買ってきましたmamemuchiです。こんにちは。

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UCCさんの「紅茶の時間」です。低糖ミルクティーだそうです。ミルクティーは多くの種類が売られていますが、私がこの商品に興味を持ったのは値段です。930mlという量の多さなのに、税込み95円という激安価格で売られていたのです。

低糖ってどれくらいの低糖なんだろう・・・と思いながら飲んでみました。・・・うんうん。たしかに甘さは控えめですね。そしてミルクのコクも少ない感じです。全体的にかなりサッパリとした印象ですね。

乳製品特有の優しい甘さやコクを期待して飲むと、違和感を持つかも。ミルクティーと言うよりも、どちらかと言えば「ミルクティー色をしたストレートティー(甘味付き)」って感じの味だなと思いました。

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けれどもあっさり味な分、カロリーは低めです。100mlあたり19kcalです。「喉が渇いたけれど、何かちょっとそれだけじゃあ・・・。甘味も欲しい。」という時の水分補給にいいのではないでしょうか。

 

さて。シュウの小学校生活は早くも2か月目となっていますが・・・入学直後すぐに変化した事があります。それは、鉛筆の持ち方です。

幼稚園までのシュウは、握り持ちでした。正しい持ち方も出来ないわけではなかったのですが、窮屈だったのでしょうね。自分からはしませんでした。唯一正しい持ち方をするのは療育の時だけでしたね。

幼稚園や家ではガッツリ握って持っていました。「療育の時みたいなカッコイイ持ち方で描いてみれば?」と言ってみてもダメでした。「しない!」と断固拒否でした。

「療育と言う短い間なら頑張れるけれど、家でまであんな持ちにくい持ち方したくない。」という事だったのでしょう。

 

鉛筆にクリップを付けるのも嫌がりましたね。私が付けようとすると「あ、それはつけないで。」と拒否でした。

クリップって何の話・・・?と思ったあなた。鉛筆の持ち方の補助として、クリップは有能なのです!知っている人は知っている方法ですが・・・知らないあなたの為に紹介したいと思います。これ↓見てください。

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使い方は簡単。クリップを鉛筆に装着するだけです。この時使うのはダブルクリップってやつです。バインダークリップ等、他の言い方もありますね。お家にある方も多いのではないでしょうか。

↑の様に装着したら、レバーの間に人差し指を置くようにして持つだけ。そうすると、自然と他の指も正しい位置に!

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この方法、療育で教えてもらいました。鉛筆の持ち方を矯正する専用グッズはもちろん売っていますが、せっかく買っても使用期間が過ぎたら他に活用法がないですよね。しかも我が家のシュウのように、子供が使用を拒否しようものなら完全に無駄金となりますし

その点、普通の文房具日用品の類であるこのダブルクリップなら、もともと家にある方も多いです。わざわざ持ち方矯正の為だけにお金を使う必要がないのです。家に無い場合でも、100均なんかで安く手に入りますしね。で、子供が拒否しようが時間が経って役目を終えようが・・・その後は普通にクリップとして使えばいいので無駄になりません

子供の鉛筆の持ち方がなかなか直らないわ~とお悩みのあなた。ダブルクリップ方式、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

 

シュウもこの方法を頼りに正しい持ち方を覚えました。まあ上記の通り、やるのは療育の時だけで家ではやりませんでしたが・・・そこはまあ追々出来るようになってくれればいいかなと。

療育の先生曰く、鉛筆を正しく持つのは大変な事なのだそうです。指も疲れますが脳も疲れるものなのだそうです。ですから短時間だけでも正しい持ち方をしているというのは、褒めるに値する事なのですね。

 

まあそんなわけで、家では相変わらず握り持ちなままの状態でシュウは小学生に。学校でもやっぱり握り持ち。小学校の先生とも相談して、シュウの筆箱に三角鉛筆を入れてみる事にしました。鉛筆って六角形の物が多いですが、三角形の物もありますよね。で、三角鉛筆の方が正しい持ち方をしやすいんですよ。形状的に。

筆箱の中の5本の鉛筆のうち、2本を三角鉛筆にしました。するとシュウ、何とその日のうちに正しい持ち方で鉛筆を使うようになりました。ダブルクリップも無しで。授業が始まって2日目の事でした。

しかしこれは、鉛筆の形が影響したのではありません。では一体何が・・・?正解は鉛筆の柄です。

 

シュウはスーパーマリオが好きです。ですから学用品はマリオ系で揃えました。筆箱がマリオなので、鉛筆もマリオ柄。ちなみに六角鉛筆です。三角の方が持ち方には良いと分かってはいましたが、好みの柄の方がシュウとしては嬉しいかなと。マリオ柄で三角のやつって、売ってなかったんですよ。ですから授業初日の筆箱の中の鉛筆は、六角形マリオ柄のみ。

実際にマリオ鉛筆をシュウは気に入ってくれている様子でした。しかし翌日からは2本の鉛筆を無地三角に差し替えられ、先生から何の面白みもない(シュウ目線)無地の三角鉛筆を使うように言われたシュウ

 

そこにお気に入りのマリオ鉛筆があるのに、三角鉛筆を使えと?何で?ああ、ちゃんと持たないから?あーはいはい、わかりましたよ。持てますよ。正しい持ち方出来ますよ。だから俺はマリオ鉛筆使うからね!

 

シュウはきっと、そんな心境になったのでしょう。六角形マリオ鉛筆で、正しい持ち方をするようになりました。そして何と、家でも正しく持つようになったのです。ちなみに私は何も言っていないのにです。誰に何を言われずとも、正しい持ち方をしていました。

 

マリオの威力おそるべし。

 

ちなみにその後も筆箱の中に三角鉛筆は入れ続けていました。すると徐々に見慣れてきたのか、今では三角鉛筆も普通に使うようになりました。

1ダース買っちゃったから、無駄にならなくて良かった!

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↑自宅で宿題に取り組むシュウの手元です。三角鉛筆で頑張ってます。

 

そんなわけで、子供は単純(失礼)ですからね。好きなキャラクターや柄で釣られてくれるかも?!

やっぱり正しい持ち方の方が上手に書けますよね。小さい字だって書けますし、線をひいたり円を描いたりする際にもスムーズです。慣れてきちゃえば断然握り持ちよりも手を動かしやすい筈です。

 

それでは今回はこのへんで。


 

↑こんなレバーがかわいいクリップも。


 

↑正規の補助グッズとしてはこんなのがありますね。