発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

療育センターと小学校とで引継ぎしました。

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こんにちは、いよいよシュウの小学校入学が今週に迫り、ドキドキなmamemuchiです。今年は桜の開花が早いですね。入学式の頃には散ってしまうのでしょうか・・・。あなたはお花見、行きました?

そうそう。桜と言えば、桜の花粉症ってあるんですかね?私はあまり聞いた事がありませんが・・・。ただ、もしも。もしも桜花粉症というものがあって、現在のスギ・ヒノキ花粉症ばりに猛威を奮っていたとしたら・・・。桜はここまでの植物界の愛され女王にはなっていなかったでしょうね。

見た目はキレイですが、近づくとアレルギー症状が発生しまくりでは花見どころではないでしょうし。桜が散る頃になっても誰も名残惜しい気持ちにはならないどころか、「早く散れよ。」とか悪態吐かれる存在になっていたかもしれません。

良かったなぁ桜、アレルギー根源体となるような進化をしなくて!この時期の憎まれ役はスギ・ヒノキが一手に引き受けてくれてるぞ!

 

さて、そんな桜の時期。入園入学を控えたこの季節。私は小学校に行ってきました。3月まで通っていた療育から小学校への、シュウに関するデータの引継ぎ為です。

こういうのって、療育と小学校が勝手に(と言ったら言い方が悪いですが)やりとりするものだと思っていたので、意外でした。私も同席なんですね。

 

家を出る前にシュウには「これから小学校に行きます。療育の先生と小学校の先生とお母さんとで、お話をしなければいけません。」と伝えました。するとシュウは、道を間違える事なく歩き、小学校に到着しました。幼稚園とは違う「小学校」というものを認識できているようです。

シュウは支援学級に入るので、支援学級の担任の先生と、療育の先生と私とで話をしました。その間シュウは、他の先生と別室で過ごしました。シュウが同席していると正直、話にならないのでね・・・。シュウは最初は不安なようでしたが「お母さんが話をしている間だけ。お母さんはここ(話し合いをする部屋)にいます。終わったら呼びに行きます。」と説明したら、納得してくれました。

シュウだけ別室というのは急遽決まった事だったのですが、シュウは対応してくれました。きちんと説明してあげれば分かってくれるようになっています。簡単な言葉が通じるようになっただけでも大分違いますね。言葉が通じないと、説明する事自体難しいですから・・・。

 

療育の先生は、必要な事を上手く学校側に説明してくれました。私ではなかなかうまく伝えられなかったでしょうから、ありがたかったです。学校側からの質問にも、適切な回答をしてくれていました。私は私で、心配な事やら普段の様子やらを伝えさせてもらいました。

学校側は、発達障害児の受け入れはこれまでにも経験があるようです。療育の先生も、発達障害故の特性等については説明してくれました。ですから私自身は、生活に直結するような事柄についての説明を多くしました。

シュウの場合、具体的に言いますと「トイレで大をした時に自分で拭けない事偏食が激しくて給食はほとんど食べられない可能性が高い事「通常学級の1年生への周知について」等です。

 

支援学級に入る子の中にはシュウと同じように、お尻を自分で上手く拭けない子もいるのではないでしょうか。親としては心配ですよね。けれども、説明すれば学校側は対応してくれますから大丈夫だと思います。シュウの場合も学校側は「じゃあ普段みんなが使わないトイレを使用すればいいですかね。そこだったらお尻を拭いてもらっているのをみんなに見られる事もないですし。」と言ってくれました。

お尻は拭きますから大丈夫ですよという事の他に、本人の気持ちへの配慮もしてくれているのです。

 

偏食についても、食べられない物や形態、味付け等をメモしてくれていました。献立表を見て、ダメそうな物があれば言ってくださいとの事でした。シュウは食べられる物よりも食べられない物の方が圧倒的に多いので、「牛乳しか口にできる物がない!」なんて日もあると予想しています。そういう時はおにぎりを持参する等しても良いとの事で、ホっとしています。

 

そして個人的に最も重要と思うのが、同学年の通常学級の子への周知です。支援学級在籍とは言っても、通常学級と全く交流がないわけではありませんから。ある程度、シュウの特性を知ってもらうのは大事です。

これはねえ・・・同じ幼稚園から来る子が多ければそれほど問題ではないんですよ。これまでの幼稚園生活ですでに、シュウの特性には慣れていますから。しかしシュウの場合は・・・9割方違う園から来る子なんですよ。ほとんどが初対面です。

そもそも幼稚園を選ぶ際には「小学校入学時に苦労しないように、同じ小学校に入る子が多い所」という事を第一条件にしました。ですからこれはまさかの事態です。

何と私が住んでいる学区ではたまたま、2018年度小学校入学の世代がものすごく少なく、なおかつほとんどの子が保育園選択だったのです。

・・・まぁこんな事もありますよね・・・。しょうがないです。人生そんな時もあります。

そうとなったらこちらも対応が必要です。シュウに関して伝えたい事はたくさんありますが、とりあえず「言葉が遅いので会話がスムーズに出来ない事」シュウがパニックに陥って荒れ狂った際の対応の仕方」。この2点を重点的に周知してほしいと小学校側にはお願いしました。

 

引継ぎには1時間以上かかりましたが、その間シュウは機嫌良く過ごしてくれていたようです。

そしてこれで本当に、療育センターと継続的に関わるのはおしまいです。長年お世話になった療育センターがシュウに関わるのは、ひとまず今回で終了です。最後の最後までお世話になりました。

まあ療育センターは、未就学児の療育場所としての他、小学生以上の障害者の相談施設としての機能も持っています。ですから今後も何か困った事があれば、再び足を運ぶ機会はあるかもしれません。けれども、定期的に行く事はもうありません。幼稚園よりも長く通いましたから、寂しいですね。

けれども小学校から出て分かれる際、療育の先生が「シュウ君、またね!」って言ってくれたので、あんまりしんみりしないで済みました。

さて、次に小学校に足を運ぶのは入学式前日です。当日に向けての打ち合わせや下見です。こういう配慮もとてもありがたいですね!

それではまた~!