発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害でも、発表会は上手にできるようになりました。

もう幼稚園は卒園ですので、シュウが園で使っていた物をいろいろと持ち帰ってきました。その中にはクレヨンもありました。

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シュウが3年間使ったクレヨンです。ほとんど減っていません。

シュウは「かく」という作業を全くしない子でした。今はかなり増えてきましたけれど。年少の頃はお絵描き帳が減らない減らない。けれども記念品やら参加賞やらという名目で、お絵描き帳をもらう機会は結構多いものですから・・・自宅では沢山の新品お絵描き帳が出番を待っています

1年間使用したお絵描き帳も持ち帰ってきたのですが、そちらはそれなりに使われていました。けれどもその全てがペンでかかれておりました。シュウはクレヨンがあまり好きではないようです。まぁ、ペンの方がかきやすそうですもんね。

しかしせっかくのクレヨン、このままほとんど使わずにお役御免は何だか可哀想です。小学校ではいっぱい使ってくれるといいなぁと願っているmamemuchiです。こんにちは。

 

あなたのお子さんが通う園では、生活発表会ってありますか?園によって名前が違うかもしれません。お遊戯会?演劇発表会?学芸会?

園児達が劇や歌や合奏を披露する行事なのですが、シュウの園では毎年行われました。

この発表会では、毎年毎年着実にシュウが成長していっている様を見る事が出来ました。

 

年少時の発表会。シュウは前日までは衣装を着る事を嫌がっていました。慣れない物が苦手なんですね。ですから本番は1人だけ私服かもしれないけれど、それはまぁしょうがないと思っていました。

しかし当日になったら、何と衣装を身に着けてくれました。みんなが着ているのを見る事で、シュウなりに慣れてきたのでしょうか。

発表会本番では、一応参加は出来ていました。しかしやはり、本番中ずっと集中するのは難しかったようです。途中でフっと離脱してホールの隅っこで遊んだり、関係ない場所を歩き回ったり、観客席の私の所へ来たりしていました。離脱してはまた戻り、戻ったと思ったらまた離脱・・・この繰り返しだったのです。

それでも私は満足でした。シュウの特性を考えれば、全く参加できなくても不思議じゃなかったからです。それが部分的にでも参加できたのですから、不満の出ようはずもありませんでしたね。

 

それから1年後、年中時の発表会では。相変わらず集中力が続かないようで、年少時同様に途中途中離脱を繰り返していました。先生が弾くピアノが気になって見に行ったり、パタパタと走り回ったり、床に座り込んでボーっとしたり。

しかし、年少時と全く同じかと思いきや・・・変化は見られました。私の方には1回も来なかったのです。こちらを気にしているような時はありましたが、実際に駆け寄ってくる事はありませんでした。

 

そして今年、ラストの発表会では。1年前同様に、私の方には1回も来ませんでした。そして何と何と!離脱もまた、1度たりともする事がなかったのです!時折「心ここにあらず」な場面はありましたが、自分がいるべき場所からは動きませんでした。劇も歌も合奏も、ちゃんと自分の役目を全うしたのです。

 

1年目 母の元へ来る離脱が頻繁

2年目 離脱のみ頻繁

3年目 完璧

 

1年毎に、成長した姿を見せてくれたシュウなのでした。

これから子供が幼稚園や保育園に通い始めるというあなた。いろいろと不安はあるか思います。けれども、こうやって成長が見られる機会は確実に訪れます。全く変化なしなんて、あり得ないと思います。嬉しい事、感激する事に、きっと沢山出会えますよ。

それでは今回はこのへんで。

 

↑ペンタブが欲しいです。シュウが3DSで絵を描いているので。画面が大きいパソコンだったらもっと描きや すいよなぁ・・・。