発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害児、プログラミング教室の体験に参加する。

洋菓子も好きですが和菓子も好きなmamemuchiです。こんにちは。今回試してみたおやつはこちらです。

回進堂さんの栗羊羹です。箱を開けたら中身はこんな感じです。

 

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小箱がずら~りピッタリ。何か気持ちいい!早速食べてみました。

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個包装を開封すると、ふわっと栗の香りが。食感は、外側はプルンとした感じです。内部は滑らかでしっとりとしています。甘さはちょうど良い感じで、甘すぎません。

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高級感があるのでおもてなしに良し、個包装で日持ちするのでお土産にも良し。そして、「個包装・日持ち・甘い・個包装のフィルムに開け口がついているので素手でも開けやすい」という観点から非常食にも良し!お値段税込み1728円でした。

 

さて、タイトルにあります通り、シュウはプログラミングの体験会に参加してきました。この体験会、自宅に投函されていたチラシでたまたま知りまして、シュウは電子機器が好きだからいいかもと思ったのです。

ちなみに予約の際、発達障害児である事は伝えませんでした。これは悩んだんですけどね・・・。とりあえず、通常どのように授業が進むのかそれに対してシュウはどんな反応をするのかを確認したかったのです。

 

体験会場は某音楽教室の一室でした。私は他にも参加者がいると思っていたのですが、まさかのシュウ一人だけだったのでびっくりしました。先生とマンツーマンでした。

体験は1時間ほどでした。結論から言いますと・・・「う~ん・・・。」という感じでした。

 

自閉症で言葉が遅いシュウですので、やはり先生の言っている事が理解できない場面が多々ありました。

場所が某音楽教室ですので、他の部屋から楽器の音がガンガン聞こえてくるのもマイナスポイントでした。雑音が気になって、シュウは集中できずにいました。シュウがいる部屋自体にも、楽器やらテレビ、パソコン等々・・・シュウの集中を乱すような物が多くありまして、そちらに気持ちが向く事も頻繁でした。

 

これらの要素の為、シュウは先生の話を聞かずにやりたい事をやろうとしたり、ぼんやりしたりといった感じでした。あまりにもシュウが言う事を聞かないので、途中途中先生がイラついてるのがわかりました

「コラッ!」みたいに直接的に怒られはしませんでしたが、口調にイラつきが出ていました。そういうのって、わかるじゃないですか。優しい言い方の「こっち見てね。」とイライラを抑えながらの「こっち見てね。」は、明確に言い方に違いが出ますよね。使っている単語は同じでも。

あ、もちろんこれは先生批判ではありません!事情を説明したのにその対応だったのならともかく、私は何も伝えていませんでしたから。シュウの特性を知らない人の場合、シュウに対してイラッとくるのは仕方ないと思います・・・残念ながら・・・。

 

ただ、始終そんな感じだったわけではありません。体験内容は「ブロックを組み立てる・組み立てたブロックにバッテリーを取り付けて動かす・専用ソフトを入れたパソコンで動きを指定してブロックを動かす」みたいな感じだったのですが、シュウは基本的には楽しそうに取り組んでいました。先生もたくさん褒めてくれました。

ワーワー言ったり、独断で作業をしようとしたりする事がチョコチョコありつつも、全体的には笑顔で過ごしていたと思います。そしてやはり現代っ子だからなのか・・・プログラミングソフトも問題なく使えていましたし。初めてなのに。もちろん、先生がお手本を見せてくれたからですし、初歩の初歩みたいな簡単な部分でしたけどね。

 

ただ、総合的に見てみますと・・・やはりシュウにはまだ難しいかな思いました。このプログラミング教室、正規で通う場合は一回一回の授業内容や回数がキッチリ決まっているのです。「全カリキュラム終了に〇年間、1カ月の授業回数は△回、第1回目の内容は××、2回目は※※・・・。」みたいな。

シュウの特性に合わせて授業を進めてもらえるのであればアリなのですが、それだと確実に授業のスピードは遅くなります。既定の日数内で全カリキュラムを習得するのは困難です。まぁ教室側はもしかしたら、そういうやり方でもいいと言ってくれるかもしれませんが・・・それだと

 

月謝が勿体ない。

 

本来の月謝分の内容を習得できないわけですから・・・。それでも全くの無駄というわけじゃないのは分かりますが・・・お金を出す側としてはやっぱり・・・勿体ない・・・。

 

これね、例えば、音楽教室でピアノを習う・・・なんていう場合。実際私も子供の頃に習っていましたが、この場合は明確な区切りってないんですよね。いつまで続けるかは本人の自由ですし、「〇日までに××を終わらせる。」みたいなのもなかったです。習う側のペースでいけるのです。まぁ先生側としてはある程度の指導計画は持っていると思いますが、そこまでキッチリと型にはまったものではなかったのではないかなと思います。

プログラミング教室もそんな感じに「期間は定めておらず、個人の能力に合わせて教えてくれる」ものであれば良かったのですが・・・。

 

そんなわけで、今回は入会を見送る事にしました。けれども、体験会は参加してみて良かったです。2020年度からでしたっけ?義務教育にプログラミングが導入されるんですよね。それの予行練習が出来ました。とりあえず楽しく取り組めそうだなということはわかりましたから。

ちなみに体験会終了後、シュウとこんな会話をしました。

 

私:楽しかった?

シュウ:たのしかった。

私:またやってみたい?もうやりたくない?

シュウ:もうやりたくない。

 

どっちだよ?!

 

その後、「何でもうやりたくないの?何か嫌な事あった?」と聞いてみました。しかしシュウは、その場でグルグルと回転して一人でゲラゲラ笑い始め、答えてはくれませんでした。

幼稚園のお友達の中には習い事をしている子も多く、シュウにも何か適した習い事ないかなぁ・・・と考えているのですが。なかなか難しいですね。特性を考慮しつつ財布とも相談して・・・なので。

まぁ焦る事でもないですから、ゆっくりいこうと思います。

それではまた!

 

 

チャイルドシートレインカバー。

楽天オーガニックサイバーストアさん(2019/5/31閉店)にて、モンブランタルトを購入しました。抹茶味やチーズ味も好きですが、実は栗味も好きなmamemuchiです。こんにちは。

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7号サイズなので大きいです。直径21cmくらい、重さは870gくらいでした。持ったらズッシリしました。

カットして、食べてみました。

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タルト部分しっとり系で甘い味です。個人的にはタルトはサックリ系の方が好きですので、もうちょっと固めな食感でも良かったかなーと思います。

白いクリームは軽めな食感で、さっぱりとしていて甘さ控えめ。上部の栗クリームは、白いクリームよりは甘さが強いですね。でも、甘ったるいという程ではありません。強いて言えば、もうちょっと栗感強くても良かったかな。

総合的に言うと、クリームの甘さよりもタルト部分の甘さの方が強い感じました。そして、クセがないので食べやすいタルトですね。「モンブランは苦手」という人でも食べられそうだなと思いましたね。サイズも大きいですから、多人数での集まりなんかにいかがでしょう?

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お値段は税込み2550円でした。冷凍で届きますので、すぐに食べない場合はそのまま冷凍庫にGOですね。

 

さて、シュウはついに今年度から小学生です。その為、子供乗せ自転車のチャイルドシートを外し、カゴに付け替えました。それと同時に、防雨防寒用シートカバーも処分しました。思い出もつまっているし、まだキレイなのでもったいないですが・・・。使い道もないですし・・・。

ちなみにこのシートカバー、すごく便利でした「未就学児とのお出かけは自転車がメイン」というあなたには、おすすめです。今回はその、シートカバーについて語りたいと思います。

 

日々自転車を使っていると、悪天候は大敵ですよね。雨はもちろんなのですが、冬の寒さも厄介です。自分に関しては何とでもできますが、子供の準備が面倒なんですよねー。

雨の日は、レインコート着せてレインハットかぶらせて長靴履かせて・・・。

寒い日は上着にマフラー、手袋に帽子に耳当て。更にブランケットで身体を覆って・・・。

使用アイテム数も手間も多く、疲れます。目的地に着いたらいちいち装備解除しなければならないのも面倒くさいですし。しかもこんなにやっても、防雨防寒という観点においては効果が不十分なんですよね。

雨の日は、水滴がレインコートを伝って長靴の中に入ってきたりします。

寒い日はある程度着込んでも、ダイレクトに寒風を受けるのは避けられません。・・・やっぱり寒いです。

 

そこでシートカバーです。私の場合、あまり実店舗で売っているのは見かけた事がないのですが・・・。あなたはどうでしょう。見た事あります?こんなやつです。

 

 

↑は実際に私が使用していた商品です。便利でした。そして、↓の商品も使用しました。

 

 

私はどちらも楽天で購入しました。まず最初に購入したのがリトルキディーズでした。シュウが幼稚園に入る前の秋くらいでしたから・・・3歳ですね。その後、年中の秋にラボクルに買い替えました。

これは決して、「リトルキディーズの耐久性が悪く、たった2年で破損してしまったから」ではありません。夫が不注意で著しく汚してしまったからなのです。卒園まで使うつもりだったのに・・・高かったのに・・・送料込みで8000円近くしたんですよ

 

そんなわけで2代目カバーの登場です。さてここで「何で別のメーカーのやつにしたの?リトルキディーズ性能悪かったの?」と思ったあなた。そういうわけではありません。リトルキディーズに不満はありませんでした。実際、再び同じ物を購入しようとしました。しかし・・・できなかったのです・・・。何故なら・・・

 

人気商品のようで、サイトを覗いても欠品中。再入荷してもあっと言う間に売り切れてしまい、手に入れられなかったのです

これから寒くなる・・・という時期でしたからね。需要が高まっていたようです。

 

そんなわけで、2代目は別のメーカーの商品にしました。初代が高性能だったので、性能面で心配でしたが・・・ラボクルもとても良いカバーでした。思い切って高いの(送料込みで1万円弱・・)買って良かった。

チャイルドシートカバーとしては、これらの価格帯は高額な部類です。もっとお手頃価格な商品もあります。けれども、「安かろう悪かろう」だと困りますし・・・。口コミも参考にして、高いぶんハイスペックだろうと期待してこれらを購入しましたね。

 

実際に、これらのカバーを使うようになってからは、悪天候時の準備がグンとラクになりました。雨の日でも通常の服装でOKでした。カバーがしっかりと雨からシュウを守ってくれました。

寒い日も、上着に手袋程度で大丈夫でした。風をシャットアウトしてくれますので、カバー無しの状態とは雲泥の差でした。

高かったけれど、買って良かったなぁと思いました。そして「もっと早く、前乗せの段階から使っていれば良かったなぁ・・・。」とも思いました。

 

私がカバーを導入したのは、前乗せから後ろ乗せに移行した後だったんですよ。ですから私の前に乗っていた頃のシュウは、先述のような服装で調整はしていたものの、雨や寒さの直撃を受けていたのです。

まあシュウ本人は雨に濡れるのが好きなようでしたし、冬季も「ガタガタ震えて顔色も悪い」というような事はなかったですが・・・。

それでも、「もっと早くカバーのメリットに気づいて、使ってあげてればなぁ。シュウも快適だったよなぁ・・・。」と思いますね。

 

そんなわけで、子供と一緒に自転車ライフをおくるあなた。構造上熱がこもりやすいですから、暑い時期には使えませんが・・・夏季以外ならおすすめですよ、チャイルドシート用カバー

ただひとつ問題なのは・・・子供が気に入ってくれるかどうかです。これは私も賭けでした。幸いな事にシュウは気に入ってくれたから良かったですが・・・。もしも拒否されていたら・・・他に使い道もないだけに、手痛い出費となって後悔した事でしょう・・・。

 

ネットショッピングで購入する場合、こういう所が困るんですよね。試す事が出来ない。秘密基地や小部屋っぽくなるのを気に入る子もいますが、閉塞感があるのでそれを嫌う子もいるみたいです。

発達障害児の場合、変化が苦手だったりもしますからね・・・。子供の性格や特性の考慮は必要かも。

 

自転車に限らずですが、こういう便利アイテムを上手に利用して、快適な生活を送っていきたいですね!

それではまた!

 

 

私が致命的なまでに苦手な事。

 2018年度がスタートしましたね。新たな季節です。あなたはどのようにお過ごしでしょうか。私は毎回毎回長期休みというのは時間の使い方に苦慮します。シュウが常に家にいますからねぇ。ずっと家にいるのも退屈だけれども、用もないのに外出ってのも・・・。

しかし今回の春休みは、何だかんだで外出の機会が多いです。病院に行ったり、役所関連に足を運んだり、卒園はしたものの幼稚園に用があったり・・・等々。どれも別段楽しいイベントではないのですが、外出する切っ掛けになりますからね。アクティブに過ごせて良しとしているmamemuchiです。こんにちは。

 

さて、2017年度最後はしんみりした話で終わりました。シュウと自転車2人乗りできなくなってしまうので寂しいという話でしたね。気持ち的な話でした。今回はもっと現実的な話をしたいと思います。

シュウを自転車の後ろに乗せられなくなるのは、もちろん寂しいです。それは本当なのですが、もっと直接的に困る事があります。

 

これからはシュウとの移動がものすごく不便になってしまう。

 

・・・という事です。通常であれば、親は親、子は子で自転車に乗ればいいだけの話でしょう。しかしダメなのです。それは出来ないのです。何故ならシュウは、交通ルールを守れなくてめちゃくちゃ危ない運転をするからです

それに関しましては、こちらをお読みいただければわかると思います。

 

そんなわけで私はここ1年ほどは、移動手段について頭を悩ませておりました。私は一応運転免許を所持しています。しかし絵に描いたようなペーパードライバーで、運転はものすごく下手です。運転も下手ですが、駐車はもっと下手です。シュウを乗せてスイスイ走るなんて夢のまた夢です。

しかしそんな私も一応、何もせずに諦めていたわけではありません。車の運転が出来るようになろうと、練習はしたのです。私が住んでいる地域は、車社会です。「バスや電車が1時間に1本」という程の田舎ではありませんが、東京のように「時刻表のチェックなんて必要ない程に頻繁にバスや電車が出る」わけでもありません。

独身独り暮らしならともかく、子供がいるとなるとやっぱり車に乗れた方が便利なのです。

ですから練習しました。運転好きな人に先生になってもらって、道を走ったり、駐車スペースに停めたり・・・。

でもねぇ・・・やっぱり私は運転が苦手だと再確認したに過ぎない結果に終わりました。

 

私なりに努力はしたのですが、ダメでした。単純に運転するだけなら何とか出来ましたけれどね。それも、知らない道だとダメです。不安で仕方ありませんでした。車線変更のタイミングも自信が持てませんでしたし、交差点でどっちが優先なのかとかもイマイチ・・・。しかしそれより何より、バック駐車が致命的にど下手。

どこに行くにしても、駐車は必須じゃないですか。駐車ができないとなると、運転だけ出来ても意味ないです。

あれ?私はそもそも何で免許が取れたんだろう?

 

そんなわけで、今は運転に対するやる気が冷めてしまっている状態です。

シュウが登校後に具合が悪くなったりしたら・・タクシーにすればいいや!

家で熱を出したりしたら・・タクシーにすればいいや!

 

お金はかかりますが↑のような事って、頻繁には起きませんから。たまにですから! とりあえずはタクシーで凌ごうと思っています。

 

ただ、私がこうして「一旦運転は諦める」という選択ができたのは、シュウが学区内の小学校に通ってくれるからです。これが養護学校となると、話は違ってきます。私は意地でも運転が出来るようにならなければいけなかったでしょう。

なぜなら、養護学校は遠いからです

 

もちろんスクールバスはあります。しかし、体調不良で早退となった場合や諸事情で遅刻となった場合は私が送迎しなければなりません。そうじゃなくても、参観やらPTAやらで親が学校へ行く機会は多いでしょう。足が必要になります。

そもそも私が「車を運転できるようになろう。」と思ったきっかけは、養護学校の見学に行った事でした。行く前から遠いのは分かっていました。しかし実感を伴ったのは、実際に行ってみてからでした。養護学校は駅からも離れていますから、親が車の運転が出来ないというのは現実的じゃないなぁと身に沁みたのです。

 

養護学校見学を機に奮起して頑張る→しかし上手くいかない→しんどいなぁ~→「シュウ君は学区内の学校の支援学級が適切では。」という答申を教育委員会から受け取る→よし!じゃあ1番の問題は解決したから小休止(←今ここ)

 

なんかさ、もっとこう・・・横幅が少ない2人乗りの車ってないですかね?結局、幅の感覚が掴めないから上手くいかないし、怖いんですよ。私にとっては軽自動車すら充分にデカイんです。だから、横に2人じゃなくて縦に2人。荷物もそんなに大量には載せられなくていいから。買い物だったら私が自転車でパ~っと行っちゃえばいいだけだし。

天気が悪い日やシュウの具合が悪い日に、ちょっと用事を済ませる為に乗りたいだけだから。長距離なんて走らないから快適機能も最小限でいいし。

 

ないかなぁ~、運転センスゼロの私でも乗れる、そんな理想の車・・・。小さい車って、あるにはあるみたいですけど全部1人乗りなんですよね。それだと意味がない・・・。だったらそんなの自転車やバイクでいいし。

 

そうそう、世間にはオープンカーなる車があるじゃないですか。あれを見る度に私は「今日って晴れてるけど風は冷たいよなぁ。よく寒くないな・・・。」「外から丸見えだから、気が抜けないよなぁ。」「急に雨降ってきたら大変そう。」等と思っていました。

しかし、今は違います。現在、オープンカーを目にする度に思うのは・・・

 

視界を遮る物が最小限だから、バック駐車や安全確認がめっちゃラクそう。

 

・・・という、非常に現実的な事です。オープンカー乗りの方からしたら、「そんな事よりも、もっと注目すべき点あるだろ!」って話でしょうね。

 

そんなわけで、車の運転がものすごく苦手な私ですが、おかげで分かった事があります。シュウの気持ちです。いや・・・シュウに限らず、発達障害の特性故に苦労する人達の気持ちと言った方がいいでしょうか。

発達障害はその特性故に、定型発達の人だったら難なく出来てしまう事でも苦労する場合があります。けれどもそれって、本人が怠けているわけではありません。サボっているわけでもないし、やる気がないわけでもないです。

本人なりに精一杯やっています。それでも対応しきれないのです。周囲の人たちも大変でしょうが、本人もつらいです。

 

世の中には、何でも平均レベル以上にこなしてしまうハイスペックな人もいます。・・・が、「どう頑張っても平均に達しない、ものすごく苦手な分野」がある人もまた、多くいると思います。車に苦戦する私は、そういう人の気持ちがちょっとわかった気がします。

 

何で世の中の人達は、あんなにもスイスイと車を動かせるんだろう。知らない道が怖くないんだろう。とても不思議です「運転免許を取ったら(車を買ったら)、まずはドライブを楽しみたい。」とか、信じられません。「ドライブ」って、運転が目的の娯楽ですよね。「買い物に行く」とか「通勤に使う」みたいな、「手段」ではないわけですよね。う~ん・・・信じられん・・・。運転を「楽しむ」余裕がある事が信じられん・・・。

 

今後も車の練習はしていくつもりですけど、いつ乗れるようになるかは・・・。けれども「どうしても出来ない事がある人の気持ち」がわかりましたから、私の努力は無駄ではなかったなぁと自分に言い聞かせています

 

あ、ちなみに私は決して「苦手な事は車関連だけで、他の事は全てにおいて平均以上をたたき出せるハイスペック人間」ではないですよ、ハイ・・・。苦手な事は他にもたくさんあるのですが、その中でもトップを独走するのが車関連って事ですよ・・・ハハ・・・。

 

今回はシュウではなく、自分の話になってしまいました。たまにはこんな回もあると言う事で。

それではまた!新年度、楽しく過ごしましょうね!

 

最後の日。

いよいよ2017年度は終わりですね。いろいろと感慨深いものがあるmamemuchiです。こんにちは。

明日から4月、新年度がスタートです。近頃は暖かい晴天続きで、本格的に春到来という感じです。そのぶん、花粉症は辛いですけどねぇ・・・。

シュウはもう明日から小学生なんですね。早いものです。幼稚園→小学校というのも大きな変化なのですが、私にとってはもうひとつ、重大な変化があります。

 

子供乗せ自転車での2人乗りが出来なくなるという事です。

 

これ、自転車移動がメインの私にとってはものすごく大きいんです。1歳の頃から私の自転車に同乗していたシュウ。もう6年近くもの長きに渡って、2人で自転車生活を送ってきた事になりますね。

それが明日からは出来なくなってしまう・・・。とてもとても寂しいです。

もちろん自転車移動は楽しい事ばかりではありませんでした。自閉症&多動のシュウですからね。いろいろ面倒な事もありました。

 

それでもやっぱり、良い思い出もたくさんあります。

 

ベビーカーがあまり好きではなく、抱っこしていないと泣く子だったシュウ。1歳の誕生日を少し過ぎた頃に、初めて自転車の前シートに乗せました。シュウはものすごくご機嫌でした。ちっとも怖がりませんでした。おかげで移動が大幅に楽になりました。夏の夜、なかなか眠らない日なんかは涼みがてらサイクリングにも行きました。

身体が大きくなって後ろシートを使うようになっても、時々前シートに乗りたがったシュウ。最後尾にポツンと乗っているより眺めもいいし、安心感があったのでしょうか。しかし体格オーバーで危ないので、前シートは外してカゴにしました。

 

幼稚園に行ったり療育に行ったり、買い物に行ったり病院に行ったり、駅まで自転車で行って電車でお出かけもしました。

 

それももう、明日からは出来なくなります。シュウには「小学生になったら、もうお母さんの自転車に一緒には乗れないんだよ。」と、伝えています。シュウに伝えると同時に、私は自分自身にも言い聞かせていたのかもしれません

シュウは一応納得はしているような感じですね。けれども、前シートから後ろシートに移行した時の様に、また乗りたがるかもしれません。その為、早々に後ろシートは外して、カゴにしようと思っています。けじめをつける為に、乗りたくても物理的に乗れないようにする為に。乗せたくても乗せられない様にする為に。

 

とても寂しいですが・・・これが成長していくという事なんですね。この寂しさは、ロンパースやベビーカーを処分した時の感覚に似ています。

 

赤ちゃんだったシュウはもう、こんなに大きくなってしまった。ロンパースはもう似合わない。トイレに行くにも不便だ。これからはもう大人と同じ、上と下が分かれている服しか着ないんだな・・・。ロンパース姿はもう、見る事はないんだな。

 

ベビーカー、最近はもう全然使ってないな。最後に使ったのいつだっけ・・・?ああ、そうだ。シュウが熱を出しちゃった時だ。夕方で外は寒いから、自転車じゃあ風がきついだろうと思って、ベビーカーで病院に行ったなぁ。あの時にはわからなかったけれど、あの時が最後だったんだ。

 

自転車2人乗りを卒業する今回も、そんな感覚です。自転車をこぐ私の真後ろでシュウがおしゃべりする事も、機嫌が悪くなってバタバタする事も、もうないのです。冬に防寒カバーをつけてあげたら、小部屋みたいになって楽しんでいました。その姿ももう、見る事はありません

初めてシュウを自転車に乗せた時から、「シュウが小学校に入ったら、もう一緒には乗れない。」という事はわかっていました。でもそんなの、遠い未来の事だと思っていました。

・・・全然遠くなかったです。あっと言う間にその日は来てしまいました。

 

子供の成長は、嬉しいけれども寂しい。

 

今後もたくさんの、「嬉しいけれども寂しい事」が訪れるのでしょうね。どんな事にも終わりは訪れます。忙しい時にシュウにまとわりつかれると、正直「面倒だなぁ。」と思う時があります。けれども、それだっていつの日か、最後が訪れるんですよね。私に「おかあさん、あそぼう。」なんて、言わなくなる日が来るんですよね。

自分自身に余裕がなくなると、ついついシュウにきつく当たってしまう事もある日常。最後の日が来た時に後悔しないよう、精一杯の愛情を持って接していきたいと思います。

 

シュウ、幼稚園卒園おめでとう。

 

それではまた。

 

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↑自作の自転車絵カード。向かって右の絵カードも、お役御免です。

 

発達障害でも、発表会は上手にできるようになりました。

もう幼稚園は卒園ですので、シュウが園で使っていた物をいろいろと持ち帰ってきました。その中にはクレヨンもありました。

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シュウが3年間使ったクレヨンです。ほとんど減っていません。

シュウは「かく」という作業を全くしない子でした。今はかなり増えてきましたけれど。年少の頃はお絵描き帳が減らない減らない。けれども記念品やら参加賞やらという名目で、お絵描き帳をもらう機会は結構多いものですから・・・自宅では沢山の新品お絵描き帳が出番を待っています

1年間使用したお絵描き帳も持ち帰ってきたのですが、そちらはそれなりに使われていました。けれどもその全てがペンでかかれておりました。シュウはクレヨンがあまり好きではないようです。まぁ、ペンの方がかきやすそうですもんね。

しかしせっかくのクレヨン、このままほとんど使わずにお役御免は何だか可哀想です。小学校ではいっぱい使ってくれるといいなぁと願っているmamemuchiです。こんにちは。

 

あなたのお子さんが通う園では、生活発表会ってありますか?園によって名前が違うかもしれません。お遊戯会?演劇発表会?学芸会?

園児達が劇や歌や合奏を披露する行事なのですが、シュウの園では毎年行われました。

この発表会では、毎年毎年着実にシュウが成長していっている様を見る事が出来ました。

 

年少時の発表会。シュウは前日までは衣装を着る事を嫌がっていました。慣れない物が苦手なんですね。ですから本番は1人だけ私服かもしれないけれど、それはまぁしょうがないと思っていました。

しかし当日になったら、何と衣装を身に着けてくれました。みんなが着ているのを見る事で、シュウなりに慣れてきたのでしょうか。

発表会本番では、一応参加は出来ていました。しかしやはり、本番中ずっと集中するのは難しかったようです。途中でフっと離脱してホールの隅っこで遊んだり、関係ない場所を歩き回ったり、観客席の私の所へ来たりしていました。離脱してはまた戻り、戻ったと思ったらまた離脱・・・この繰り返しだったのです。

それでも私は満足でした。シュウの特性を考えれば、全く参加できなくても不思議じゃなかったからです。それが部分的にでも参加できたのですから、不満の出ようはずもありませんでしたね。

 

それから1年後、年中時の発表会では。相変わらず集中力が続かないようで、年少時同様に途中途中離脱を繰り返していました。先生が弾くピアノが気になって見に行ったり、パタパタと走り回ったり、床に座り込んでボーっとしたり。

しかし、年少時と全く同じかと思いきや・・・変化は見られました。私の方には1回も来なかったのです。こちらを気にしているような時はありましたが、実際に駆け寄ってくる事はありませんでした。

 

そして今年、ラストの発表会では。1年前同様に、私の方には1回も来ませんでした。そして何と何と!離脱もまた、1度たりともする事がなかったのです!時折「心ここにあらず」な場面はありましたが、自分がいるべき場所からは動きませんでした。劇も歌も合奏も、ちゃんと自分の役目を全うしたのです。

 

1年目 母の元へ来る離脱が頻繁

2年目 離脱のみ頻繁

3年目 完璧

 

1年毎に、成長した姿を見せてくれたシュウなのでした。

これから子供が幼稚園や保育園に通い始めるというあなた。いろいろと不安はあるか思います。けれども、こうやって成長が見られる機会は確実に訪れます。全く変化なしなんて、あり得ないと思います。嬉しい事、感激する事に、きっと沢山出会えますよ。

それでは今回はこのへんで。

 

↑ペンタブが欲しいです。シュウが3DSで絵を描いているので。画面が大きいパソコンだったらもっと描きや すいよなぁ・・・。